irieのMVを公開 & 監督とメンバーからのフルメッセージを公開しました
2026.01.31
DawnLuLu
『leonora』からリード曲「irie」のMVが公開されました!
今作は、Kotetsu Inc.の桑原紗代子さんに監督をお願いしました。
とても素敵なMVを撮っていただいたので、ぜひたくさんの人にご覧いただきたいです!
また、MVの公開に寄せた監督とメンバーからのメッセージを掲載します。
メッセージの一部はニュースリリースとして掲載していただきましたが、こちらではフルのメッセージとなっていますのでMVと合わせてぜひご覧ください!
■桑原紗代子(監督)
最初に楽曲を聞いた時、冷たい空気に白い吐く息、冬特有の傾斜ある光や朝露が思い浮かびました。悲しく寂しいけれど、人に見せることができない自分の弱さを代弁してくれているようで心強く、胸がぎゅっとし不思議に思ったのを覚えています。
じょぶずさんと話し楽曲背景を知る中でその感覚がとても腑に落ちました。
同時に、じょぶずさんの詩がやはり好きだなあとも思いました。
撮影はゆったりと「撮影します!」感をできるだけ出さないようにしました。
美来さんの仕草があまりに自然で、少し照れながらのじょぶずさんをリードしていて2人のその様子がちょっと愛しくも思いました。
制作過程で、一般の方がフレームインしたカットを多く採用しました。主人公(美来さん)を中心に進んでいく中、出てくる人と接点はなくまるで別世界に存在するような、日常に溶けて無くなってしまう感覚を再現しようと考えました。
自分が思っているよりも孤独を感じている人は多いと信じて‥共感が生まれればと思ってます。
MVが楽曲やDawnLuLuを知る媒介になれたら嬉しいです。これからもお二人の活動を楽しみにしております。
■舛谷美来(Vo.)
撮影時は、音楽の中に溶け込んで、演じるというよりただそこに居た感覚でした。さよちゃん(桑原紗代子さん)に身を委ねて自然に呼吸をしているようでしたが、完成した映像を見て、すべての瞬間に意味があったのだと実感しました。
さよちゃんの人柄だったり、話し方、雰囲気の暖かさがあってこそ作れたものだと思います。この日の空気が、そのまま映像に残っていると思います。
MVの中には、歌詞とリンクしているところや、「ここでここの映像を使うんだ」と、はっとさせられる瞬間がたくさんあります。すごく素敵な作品になっているので、たくさんの人に見てもらえたら嬉しいです。
■じょぶず(Gt. Cho.)
動画に関しては完全な素人なので,何を書けば良いか悩んでいました.
この曲についてはすべて桑原さんの方で映像に落とし込んでいただいたので,僕からは当日の話でも書こうかなと思います.
早朝からギターを抱えて,撮影スタジオに向かいました.初めての駅で沢山の足音の流れと反対方向に進むことに若干の優越感を覚えつつ足を進めます.朝の光というのはすべての建物を柔らかくする力があるように思います.カラフルな教会のようなところが印象的でした.この街はどんな人も優しく受け入れる土壌がある.
朝早くから公園で掃除をする清掃業者の方々,たまにタバコをふかせていました.若い方とお年寄りの二人組が仲良く話す姿がとても印象に残っています.
僕のギターのシーンが終わった後,小さな子どもたちと先生が公園に遊びに来ました.彼らはまだ始まったばかりの人生をこの街と暮らしていきます.小さな虫たちの動きに興味を持ち付いていくのは,もう僕らにはできません.黒い上着でパソコンを叩く僕の姿はかなり異様に映ったようで,仕切りに近づいては逃げていきました.僕は狂ったようにキーボードを叩いていた.
秋かも冬かもわからない季節で,寒空の下,大きな葉を持つ木の下で演奏をし,滑り台の上からは美来さんは落ち葉を降らせていました.それがとても自然で良かった.
レンズという魔法越しに,irieという世界を切り取り形作ってもらい,それはとても丁寧な息遣いを感じます.
曲自体は短いですが,撮影したときと同じ,とても緩やかで穏やかな空気や時間を,観てくださったあなたにも感じてもらえたら,このMVを作った意味があったと感じます.