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北米/メキシコ・ツアー中のCHAI、最新アルバム『CHAI』を引っ提げ2024年1月~3月に全国ツアーが決定!LA公演のライヴレポートも到着

2023.10.03

CHAI

北米/メキシコ・ツアー中のCHAI、最新アルバム『CHAI』を引っ提げ2024年1月~3月に全国ツアーが決定!LA公演のライヴレポートも到着

9月22日にセルフタイトル・アルバム『CHAI』を全世界同時リリースし、現在絶賛北米/メキシコ・ツアー中の、グローバルな“ニュー・エキサイト・オンナ・バンド”=CHAIが、2024年1月から国内16都市を廻る全国ツアー「We The CHAI Tour!」を開催することが決定した。明日10/4(水)正午よりFC「ピンクラブ」会員先行予約が開始する。

CHAIは9月22日に通算4作目となるフル・アルバム『CHAI』をリリースしたばかり。同作は国内のみならず海外でも高く評価されており、「自分たちのサウンドを果敢に切り開きながらも、自分たちのルーツを忘れないバンドからの、明るい宣言」(英NME、スコア4/5)、「ヒットがパンパンに詰まった生きるムードボードのような作品だ。この作品はこの4人を、最高な現行の日本ポップ・バンドとしての位置を確立させた」 (英PASTE)、「洗練されていて、奮い立たされるようなこのセルフ・タイトルアルバムで、彼女たちは伝統を覆し期待を裏切り、今年最もエキサイティングで、プロデュースが優れている、大胆なポップ・アルバムの一つを完成させた」(英Exclaim!)など、各所で絶賛されている。

新作リリース日から北米/メキシコ・ツアーを開始し、シアトルやロサンゼルスなどソールドアウト公演も続出しているCHAI。現地時間9月29日に行われたロサンゼルス公演のライヴレポートも到着した。


<以下ライヴレポート>
開場時刻午後9時半から30分ほど遅れて会場に到着したのにも関わらず、会場前にはまだ数十名の人々が列を成していた。混雑をかき分けるようにチェックインして入場すると、グッズを求める行列やコンサートフロアの開門を待つ人でラウンジにパンパン!観客は20-30代が中心。白人、ヒスパニック系、アジア系が混合していたが、パステルピンクが似合いそうな柔らかな、そして小洒落た人が多い。


出演予定時刻から15分ほど遅れて最新作にしてセルフタイトルの『CHAI』のオープニング、「MATCHA」でキックオフ。メタリックピンクな帯が垂れ耳うさぎの用に結われたヘッドギアが特徴的なコズミックなドレス姿で4人がステージに現れた。マナ(Vo, Key)とカナ(Vo, G)が曲の終盤でヨガのポーズを想起させるような合掌とお辞儀をした瞬間私の中で「ZEN」(*欧米では無念無想の精神などをいう)が過ぎり、超満員のオーディエンスと共に私は一気にCHAIワールドに引き込まれていった。




ファットでタイトなリズムを繰り出すユウキ(B, Cho)とユナ(Dr, Cho)に、可愛いヴォーカルと対照的な大きなモーションのレイヤーの心地良さに体が否応なく反応。これまでよりもグルーヴィーな楽曲がさらに増えた印象の『CHAI』の楽曲はライヴの躍動感が加わるとますます魅力が増す。



「みんなちょっとだけ変わっているよね?ノーマルだとしても実はノーマルなんかじゃない。私達はみんな、自分の人生を生きている。そうだよね?」

というマナの言葉に大きな歓声で共鳴する観客に放ったのは、最新作からまさに彼女達が提唱する の最新ステイトメントソング「NEO KAWAII, K?」。そこから「We The Female!」、「クールクールビジョン」、「ハイハイあかちゃん」、「END」は文字通り一気に畳み掛けて底なしのスタミナとパッションが炸裂させた4人。そのまま本編が終わりを迎えるかと思いきや、ユナのほんわかしたトークを挟んでスウィートなミッドチューン「Donuts Mind If I Do」で優しくフィニッシュ。アンコールを求める絶叫やCHAIコールの歓声に応えて再びステージに現れて最後に披露したのは代表曲「N.E.O.」と、WINKの「淋しい熱帯魚」の振り付けを取り入れたようなダンスに思わずクスリとしてしまった『CHAI』のラストに収録されている「KARAOKE」。つまり、ライヴ全体を最新作で包み込むような構成で、もっといえば演奏した全18曲中実に8曲も新作から披露。ヒットソングだけ盛り上がる観客も珍しくなくなってきたアメリカのオーディエンスの傾向を度外視したのは最新作に対する自信の表れだろう。実際、ダンスにおける一挙手一投足、言葉の一つ一つを取ってみても彼女達からはアーティストとして自信が漲っていて、ネオかわいいよりもネオカッコいいと表現したくなるようなオーラを感じた。カワイイバンドと思って観にいくと火傷するほど熱い演奏にロックオンされ、期待以上に心をアップリフトしてくれるCHAIのライヴが早くも恋しい。



(文=Aya Miyahara)
(フォトクレジット:Johnny Le)



10月13日に北米/メキシコ・ツアーから帰国した後、10月27日(金)にはタワーレコード渋谷店にて購入者イベント(ミニライブ+サイン会)の開催も決定しているCHAI。11月にはヨーロッパ・ツアー、12月には日本ASEAN友好協力50周年記念イベントとしてラオス・カンボジアでの単独公演も控えているなど、世界各地のステージを経て益々パワーアップした彼女たちの最新ライヴは、必見だ。


【全国ツアー情報】
CHAI JAPAN TOUR 2024「We The CHAI Tour!」

2024年
1月28日(日)北海道・札幌cube garden
1月31日(水)静岡県・静岡UMBER
2月2日(金)香川県・高松DIME
2月3日(土)広島県・広島4.14
2月9日(金)福岡県・福岡BEAT STATION
2月11日(日)鹿児島県・鹿児島SR HALL
2月15日(木)京都府・KYOTO MUSE
2月17日(土)石川県・金沢AZ
2月18日(日)新潟県・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2月22日(木)埼玉県・HEAVEN'S ROCKさいたま新都心
2月24日(土)茨城県・水戸LIGHT HOUSE
3月1日(金)宮城県・仙台darwin
3月2日(土)福島県・郡山Hip Shot Japan
3月8日(金)大阪府・梅田Banana Hall
3月9日(土)愛知県・名古屋JAMMIN’
3月12日(火)東京都・六本木EXシアター

TOTAL INFORMATION: VINTAGE ROCK std.
TEL.03-3770-6900[平日12:00-17:00] / WEB http://www.vintage-rock.com/

■ピンクラブ会員限定先行チケット販売
CHAI JAPAN TOUR 2024「We The CHAI Tour!」全16公演
受付期間:10/04(水)12:00~10/11(水)23:59
受付URL:https://sp.chai-band.com/
結果確認日・入金受付期間:10/14(土)13:00~10/16(月)21:00
枚数制限:おひとりさま4枚まで
発券開始:各一般発売日~

■チケット一般発売日
1、2月公演分:2023年12月23日(土)
3月公演分:2024年1月20日(土)

★必ず注意事項に同意の上、お申込みください。
★受付には、チケット販売会社e+(イープラス)のプレオーダーシステム(抽選制)を利用いたします。
★お申込み時、e+(イープラス)の会員登録(無料)が必要になります。


【リリース情報】

CHAI

4thアルバム
『CHAI』
発売中(2023年9月22日リリース)

●完全生産限定盤<紙ジャケットCD+フラッグ>
¥3,000+税
SICX-188~189

●通常盤<ジェエルケースCD>
¥2,500+税
SICX-190

●配信アルバム
https://CHAIband.lnk.to/CHAIALJP

収録内容
1. MATCHA
2. From 1992
2. PARA PARA https://youtu.be/939m-X8rKZw
4. GAME https://youtu.be/i1U0o0cuIkE?si=-0CUzIBR2iBlO0BJ
5. We The Female! https://youtu.be/zjr84nyaFkE
6. NEO KAWAII, K? https://youtu.be/EjcEVB6SVgU
7. I Can’t Organizeeee
8. Driving22
9. LIKE, I NEED
10. KARAOKE
11. NO MORE CAKE – Live in Brooklyn (Feb 15th, 2022) *
12. Donuts Mind If I Do – Live in Brooklyn (Feb 15th, 2022)*
*=日本盤CD限定ボーナス・トラック


【CHAI プロフィール】
●マナ(Vo・Key)、カナ(Vo・Gt)、ユウキ(Ba・Cho)、ユナ(Dr・Cho)によるバンド
●2015 年1st EP『ほったらかシリーズ』を発表。収録曲「ぎゃらんぶー」が『Spotify』のUK チャートTOP50 にランクイン
●2016年には2nd EP『ほめごろシリーズ』をリリースし、iTunes Alternative ランキングでTOP10 を記録
●2017年にはFUJI ROCK FESTIVAL “ROOKIE A GO-GO” に初出演
●2017年10月に1stアルバム「PINK」をリリース、iTunes Alternative ランキング2 位にランクイン、第10回CD ショップ大賞2018 入賞など、各所より高い評価を得る
●2018年にアメリカ、イギリスの名門インディーレーベルからデビュー。
●2019年リリースの2nd AL「PUNK」はPitchforkを中心に数多くの海外音楽サイトで軒並み高い評価を得る。同年8月にはSUMMER SONIC FESTIVALに初出演

●2020年10月、USインディー名門レーベル<SUB POP>との契約を発表
●2021年5月、3rdアルバム『WINK』を発表。コロナ禍でこれまでとは全く異なる方法での制作に挑み、サウンド的にも新たな境地を開拓した作品として、国内外で高い評価を得る
●スーパーオーガニズム、マック・デ・マルコを含む数多くの世界的に話題のバンドのサポートアクトとして抜擢される一方、自身も4度のワールドツアーも成功に収める。Primavera Sound Festival、Pitchfork Festival、SXSWなどの大型海外フェスへも多数出演
●2022年2月、コラボレーションEP『WINK TOGETHER』リリース
●2022年2月~3月、北米ヘッドライン・ツアー<WINK TOGETHER NORTH AMERICA TOUR>を敢行、またMitskiの全米ツアーのオープニング・アクトとして16公演完遂。9~11月には同年2度目北米ツアーと初の中南米上陸で、ブラジル、チリ、アルゼンチンのPrimavera Sound Festival、メキシコのCorona Capitalの大型フェスに出演
●2023年1月、日本限定EP『ジャジャーン』をリリースし、同年1月~3月、国内ツアー<ジャジャーンTOUR>を開催
●2023年4月、初CHAI主催フェス『NEO KAWAII FESTIVAL 2023』をZepp Shinjukuで開催

【関連サイト】
●アーティスト オフィシャルサイト:http://chai-band.com
●ソニー・ミュージック公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/chai
●Instagram:https://www.instagram.com/chaiofficialjpn/
●Twitter:https://twitter.com/chaiofficialjpn
●YouTube Channel:http://www.youtube.com/c/CHAIofficial

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