ミオヤマザキが4月28日発売の通算5枚目となるフルアルバム『皆無』のジャケット写真と収録曲を公開した。

公開されたジャケットは“死”や“悲哀”などの意味を持つ花で表現され、これまでのミオヤマザキがリリースした中で最も美しく、そしてどこか儚さを感じるデザインに仕上がっている。このジャケットに込められたメッセージが何を意味するのか、そして同日4月28日にLINE CUBE SHIBUYAのステージの上でメンバーからの「大切なお知らせ」があることがすでに発表されており、4月28日はミオヤマザキとそのファンにとって特別な日になることは間違いない。

収録曲には、人気コミック「明日、私は誰かのカノジョ」とのコラボソング「アスカノ」、ソーシャル映像視聴アプリ「GREET」タイアップソング「有ルモノネダリ」、そして、ミオヤマザキが人気声優「ニノミヤユイ」に提供した「痛人間讃歌」とアイドルグループ「悲撃のヒロイン症候群」へ提供した「悲撃的なボク等」がセルフカバーとして収録されている。もがき苦しんだ期間をミオヤマザキなりに表現した魅力的な全13曲が並んだ作品となった。

今回のアルバムはこれまでの作り方とは異なり、アルバム自体にコンセプトを持たせず、その分、1曲、1曲に強く想いが込められているからこそ、その集合体としてのコンセプトを後付けすることに違和感を覚えたミオヤマザキのメンバーが名付けたアルバムタイトルは「皆無」。一つ一つに強力な意味と意志が秘められているからこそ、その集合体には何もないということを意味した。
ミオヤマザキらしく、世間を俯瞰し、時に諦め、時に牙を剥く、そんな彼女たちの集大成のような作品になったのかもしれない。

当たり前だったものが無くなってしまった恐怖、変化に慣れてしまった悲しみ、それでも前を向こうとしがみつく強さなど、誰もが抱くさまざまな想いが交錯され、未来が見えない今だから作ることができたフルアルバム「皆無」。

あえて”無”と言う名前が付けられたこの作品に意味を見出せるのは、アルバムを聴いた人にしか分からないだろう。

ぜひこのアルバムを手に取って、この音楽があなたにとって意味あるものか、それとも意味の無いものなのか、自身の耳で確かめてもらいたい。


■ボーカルmioコメント
アルバムのコンセプトを決めて、楽曲制作をすることが多かったけど、今回はそう言った作り方をしなかった。その分、1曲1曲に想いを込めた。だから、全部曲が揃った後、「コンセプト、どうしようか?」みたいな会話がとても滑稽に思えた。
そんな後付けの意味を製作者が曲に持たせるくらいだったら、意味なんかない方がいい。
未来が見えない今だから作れたアルバムに、 私たちは”無”と言う名前をつけた。私たちがいた意味は無かったのか何に向かって頑張っているのかあー言えばこう言ってさ、こう言えばあー言って、 それでもどこかで無くならないような気がしていたものが、何も無くなった時に何を想うのか だからあえて私たちは “無” の状態でこのアルバムを届けます。


▼リリース情報
ミオヤマザキ
NEW ALBUM『皆無』
2022.04.28 Release

01. -LAST-
02. Ambivalent
03. 渇愛
04. アスカノ
05. 悲撃的なボク等
06. 愛されてもいいじゃん
07. MASK
08. 痛人間讃歌
09. fxxk me!!
10. 有ルモノネダリ
11. 心傘
12. そよ風
13. 皆無

▼ミオヤマザキ スレ（ライブ）情報

「0428 二人の記念日、待ち合わせ場所は...渋谷でしょ？」
日程　2022年4月28日(木)
会場　LINE CUBE SHIBUYA
時間　開場 18:00/開演 19:00

■チケット購入はこちら
一般チケット：5,000円／学割チケット：2,500円
ファッキンコロナチケット：567円
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2207068
受付期間：〜2022/4/19(木)23:59

【ミオヤマザキ プロフィール】
mio(Vo.)、taka(Gt.)、Shunkichi(Ba.)、Hang-Chang(Dr.)の4人組ロックバンド。

mioによる”男性は心拍数が上がり、女性は皆共感する”恋愛の陰を描いた歌詞と、圧倒的なライブパフォーマンスにより「ミオラー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得。

500万DLを突破したゲームアプリ「マヂヤミ彼女」はApp Storeで1位に。さらに、TVドラマ「SHIBUYA零丁目」やTVアニメ「地獄少女～宵伽～」などに楽曲が起用され、10代～20代の女性を中心に支持を広げている。

2017年には日比谷野外大音楽堂でのワンマンを行い、O-EAST、 ZeppTokyoなどの大規模ライブハウスを含む全国ツアーでは全公演ソールドアウトを記録。
2018年にはパシフィコ横浜での公演を大成功に収め、2019年には日比谷野外大音楽堂・大阪城野外音楽堂2DAYSワンマンを行い国内での動員を着実に伸ばしながら、フランス、ドイツ、香港などのイベントにも出演し、海外でも熱狂的なファンを生み 出している。2019年年末にはZeppツアーが、そして2020年1月11日には自身最大キャパとなる12000人を動員する横浜アリーナでの単独公演を開催した。

【ミオヤマザキ アカウント】
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